「えぇっ!ここまで長時間面接していただいたのに、なぜ…」
ラージヒルソリューションズの面接開始から1時間後の私の心境です。
受託IT事業部の求人に応募、面接でお聞きした事業内容。
そのビジネススタイルが興味深く面白く、自分が面接中であることを忘れ、聞き入りました。
「おもしろいな。ここで働かせていただきたいな…」
そう思った矢先、「決めました!IT事業部採用は不合格です!」と、社長の明るい声。
「えぇっ!」と動揺する私に、「IT部門は不採用だけど、別のお仕事をやってもらいたい」と次の声。
短時間で私の性格や適性を見抜き、募集内容とは違う業務に就くことを提案されました。
「こんな臨機応変な会社、初めてだな…」
それが私のこの会社に対する最初の実感でした。
今、私は自分の仕事人生で一度も関わったことのない、むしろ ”できれば避けて通りたい” と思っていた「数字」(P/L管理指標のまとめ) と格闘しています。その一方、以前いた会社で慣れ親しんだ「言葉」を使った仕事(ライティング業務) をしています。
言わば、前者は荒れ地を開墾していくようなもの。後者は持っている田畑をより豊饒な土地にすべく、せっせと耕していくようなもの。
どちらにも共通するのが『今日より明日、少しずつ良くしていくこと』です。
不得手なことを得意にするのは難しいな、と感じますが、まずは、『目の前にあるものに取り組んでみること』に価値があると考えます。
ラージヒルソリューションズでは、『チャレンジすること』を大切にします。『新しいことを始める』ことに敏感です。そこに名乗りを挙げる人を励まし、サポートします。
そして、その結果の失敗すら『成長の素』。
自分達のなかに取り込んでいけばいい。
成功も失敗も、つまりは同じ『美味しい果実』。
『だから失敗上等。万事オッケーだよ』という社風です。
そのバックボーンとして、『人は結果によってではなく、期待により成長する』という信念があります。
同じ毎日はありません。日々立ち現れる予想外の課題に、皆で頭を悩ませつつ解決しようと奮闘します。
私自身、行き詰まり、くじけそうになることがしばしばあります。そんなときは、周りの方に声を出して助けていただきます。それを後にどこかで還元できたら、と思いながら日々取り組んでいます。
職場の上長は管理職とはいえど、伸び盛りな方ばかり。スタッフと管理職のフラットな関係性も、この会社の魅力です。
「これからどんな会社になっていくか、未知数だな」
自分でここに勤めながらも、そう思っています。
(※2019年3月記)