前職はサービス業でしたが、二人目の子供が生まれたのをきっかけに「家族との時間を大切にしたい」と転職を決意。ラージヒルソリューションズは待遇面や会社説明での丁寧な対応から「長く働けそう」と感じ入社を決めました。
入社後は受託IT事業部に配属され、イチから業務を覚えるところからスタート。
アンケート入力、レポート作成、タブレット端末の設定・・・それ以外にも多岐に渡る業務は、それぞれ工程や細かい作業手順、ルールが決まっていました。
例えば台を置く向きが指定されていたり、バーコードやデータベースソフトを使っての作業など、他業種から来た自分にとっては驚きの連続。初めてのことばかりで「自分にできるかな」と不安を感じたこともあります。
でも作業手順が決まっていたからこそスムーズに作業でき、安心して取り組むことができました。
作業を覚えて黙々と仕事をしていく日々。その中で誰が作業してもミスが起きない工夫や仕組みが分かったことで「おもしろい!」と感じ、しだいに「自分も工程を作ってみたい!」という気持ちが生まれました。
入社2年目になった頃、新規案件の工程設計に「やってみたいです!」と手を挙げました。
クライアントごとに異なる1,746個のグッズを959ヶ所に発送する案件で、今まで学んできた既存案件を応用できると考えました。しかし実際は要件が異なり、その課題をどういう方法で解決していくかが難しかったです。
配送先宛名ラベルの確認や宛先に対しての中身の確認を「1件ずつ確認するのは大変だし時間もかかる!間違えないためにはどうしたらいいんだろう」と苦心しました。
上司とも相談しながら、バーコードとデータベースソフトを取り入れることで、配送先の宛名確認工程を不要にできる仕組みにしたり、スムーズかつ正確に作業できるような工程を作りました。
周りに助けられながらですが、無事に納品でき「自分で工程をつくれた!」とうれしかったです。
また工程を設計すること以上に多くのことを学べました。
例えば配送会社の都合上、発送封筒すべてに貼られている追跡用ラベルを剥がす必要があったのですが、1枚ずつ剥がすのは大変だと思い上司に相談したところ・・・「セロハンテープの端を丸めて、のり面にラベルをくっつけて剥がしてはどうか」と提案されました。
自分では思いつかなかった発想に「同じ結果ならどういう方法でもいいんだ!」と気づきました。
このとき学んだ「発想の転換」は今も常に意識しています。
現在は入社5年目。今思えば、いろんな工程や手順を学んだことが基礎になり、応用できるものの幅が広がりました。
普段の業務で「あれのあれと、あれのあれを応用すれば、出来るかも!」と瞬間的にひらめくことも。
でもその「ひらめき」は何もないところから生まれるのではなく、自分の経験の積み重ねによって生まれると実感しました!
過去があっての今の自分。そして今の自分の経験は、未来の自分に繋がっている。
未来を創るのは「今の私」
(※2022年6月記)