「外国人技能実習生向け技能検定 電子機器組立 随時2級」に受験者1名、合格。
2021.03.09
令和3年3月3日。「外国人技能実習生向け技能検定 電子機器組立 随時2級」の試験に、当社のベトナム人技能実習生2名がチャレンジしました。
昨年は、2名の実習生が見事合格。
センパイに続け!と気合いを入れて臨みました。
今年に入り、組立の業務で繁忙期が続き、思うように練習時間が確保できなかったふたり。
でも、その腕前は「我が社のエース」と誰もが認める実力の持ち主です。
職場のスタッフ達の「がんばってね!」というエールに送られ試験会場に入りましたが、笑顔の奥には、エースがゆえの大きなプレッシャーが隠されていたことでしょう。
昨年は他県での会場でしたが、今回の試験は自社の一室で実施しました。
中央能力開発機構より検定員が来社され、ふたりを指導してきた当社の実習指導員が見守るなか、午前9時、試験が開始しました。
12時半過ぎ、試験は無事終了。検定員の方より総評をいただきました。
1.試験について
- 課題製作については、規定4時間に対し、2名とも3時間半くらいで終了して早かった
- 採点は持ち帰りにての確認になるが、初見では、部品のフォーミングや配線がやや雑になっているので、部品などの成形に時間を配分した方が良い
2.試験会場について
- 作業台が少々小さい
- 2級の場合、工具・部材が多いので、もう一回り大きい机だと3Sがしやすい
- また、束線釘を打つ時は卓上ではなく、床でよいと思われる(振動で部品が落ちた為)
検定員のコメントは大変参考になる内容で、実習生はもちろん、付き添いの指導員も良い学びを得られました。
3月9日、合否発表。
1名は合格、1名は残念ながら及ばず・・・という結果でした。
合格した1名のコメント
「試験自体は緊張しました。緊張はしたけど、本番ではうまくできた。合格できてホッとしています」
もう1名のコメント
「緊張はしなかった。だけど、試験中、修正できない箇所を失敗したのが自分でもわかった。
すごく残念。そして、試験は難しいものだとよくわかった。今回はだめだったけど、次は絶対受かりたい」
再試験は、4月5日(月)に決定。
引き続き、皆で応援していますよ。合格目指して、がんばれ!